◆ル・コルビュジエ 『建築をめざして』
 

-芸術と工業の間で揺れながら-

「住宅は住むための機械」

建築について語るとき、建築とはなにかという定義からはじめる必要がある。
そして建築とはなにかという定義は、建築を外部から見なければできない。
ル・コルビュジエが「建築をめざして」でやろうとことはまさにこのことだ。
この本のタイトル「建築をめざして」とは、いまいる地点が「建築」の外部であることを示している。

外部から見た「建築」とはどのようなものだろうか?

コルビュジエの有名な言葉に「住宅は住むための機械」というものがある。
建築にはその機能が備わっている必要がある。
水に浮かぶ機能のない船は船ではなく、空を飛ぶ機能のない飛行機は飛行機ではない。
それと同様に住むことができない住宅は住宅ではない。

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