◆ル・コルビュジエ 『ル・コルビュジエ 図面集 vol.2 住宅Ⅱ』
 

-コルビュジエと金 サヴォア邸は約2億円?-


 

サヴォア邸を含む六作品を収録

 本書はル・コルビュジエの図面集シリーズのなかの一冊である。『住宅Ⅰ』につづく、『住宅Ⅱ』である。

 収められているのは全部で六作品であり、そのなかにはコルビュジエの最も有名な作品のひとつである、サヴォア邸もある。
 前の『住宅Ⅰ』と同様に、多くの図面を載せてはいるが作品数が多いので、ひとつあたりの図面の枚数は少なくなっている。
 また解説の文章は作品ごとにそれぞれ別の人物によって書かれている。

 図面は基礎設計時点のものや構想の初期段階のものなどもあり、変遷が見られるのもおもしろい。

コルビュジエと住宅

 『住宅Ⅱ』と題された本書に収められている作品は以下のものである。
 ・レマン湖の小さな家 母の家(一九二三年)
 ・サヴォア邸(一九二八年)
 ・ナンジェセール・エ・コリ通りの集合住宅(一九三一年)
 ・クルチェット博士邸(一九四九年)
 ・ジャウル邸(一九五一年)
 ・マノラマ・サラバイ夫人邸(一九五一年)

 前巻である『住宅Ⅰ』では、一九二六年から一九二九年までの住宅三作品が収められていた。
 本書では母の家だけはそれ以前のものだが、他は『住宅Ⅰ』につづいて、おおよそ時系列で並んでいることになる。

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