◆ジークフリード・ギーディオン 『空間 時間 建築』 1/2
 

-近代建築の教科書とよばれる理由- 1/2

建築におけるギーディオンの存在

この本は建築家を目指す人のバイブルのような本だ。

初版が1941年、日本語訳も1955年に出ている。
出版されてから半世紀以上たっているが、本書を越える「近代建築の教科書」はいまだない。

著者は1893年にスイスで生まれ、工学と美術史を学んだ。
1928年から56年まで近代建築国際会議(CIAM)という会議において書記長の任に着いている。

CIAMはル・コルビュジエミース・ファン・デル・ローエヴァルター・グロピウスといった近代を代表する建築家が参加した近代建築運動の会議だ。

ギーディオンは第一回から実質的な解散である第一〇回まで書記長を務めた。

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