◆レム・コールハース 『錯乱のニューヨーク』
 

-言葉による都市デザイン-

建築に関する必読書のひとつ

この本はレム・コールハースが1978年に書いた彼のデビュー作だ。

レム・コールハースは現在では世界的に有名な建築家だが、この本が書かれた当時は建築事務所を構えてはいたもののまだ何も作品を発表できていない無名の存在だった。

この本はいまでは建築、とくに都市の建築を学ぶものにとって必読書のひとつとされている。
しかし発行当時の評価は決して高くはなかった。それは本書が建築書の枠に収まらない特殊な印象を与えているせいかもしれない。

内容としてはニューヨーク、とくにマンハッタンの建築群がどのように形成されていったかについて書かれている。
しかし、例えばそれが州や市の主導によるものであったとか、特定の建築家のコンセプトを取り入れたとか、そういった因果関係を整理するような内容ではない。

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