◆ヴァルター・グロピウス 『建築はどうあるべきか』
 

-グロピウス、教育者としてのことば-


 

近代建築の巨匠グロピウスの講演集

 本書は一九三〇年代から六〇年代にかけての、ヴァルター・グロピウスの講演と評論をまとめたものである。

 グロピウスは一九一九年にベルリンで生まれた。
 バウハウスという教育機関をつくり、建築家の養成につとめた。

 同時にバウハウスの校舎も設計して、それが彼の建築家としての代表作のひとつでもある。
 その後、一九三七年からアメリカに渡り、ハーバード大学で教鞭をとる。

 本書を読むと、建築家としてよりも教育者としてのグロピウスが印象に残る。
 いかに教育が大切なものか、とくに芸術における教育の重要性を強調している。
 芸術における教育とは、芸術家を育成するということと同時に、大衆に対して芸術を理解する力をつけるということでもある。

デッサウのバウハウス校舎 (http://en.wikipedia.orgより)

デッサウのバウハウス校舎
(http://en.wikipedia.orgより)

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